SERIES
元気なうちに|そなえる相続・登記
団塊世代のご本人へ。お元気な今だからできる「そなえ」のお話を、少し長め・ゆっくりめでお届けするシリーズです。
借地に建てた家、子どもに引き継げる?|契約書と土地の名義を確かめておく
地代を払って借りた土地の上の家は、何もしないままご本人が亡くなると、建物と一緒に借地権も相続人に引き継がれます。相続で引き継ぐこと自体には、地主さんの承諾は原則としていらないとされていますが、生きているうちに譲る場合は原則として承諾が必要に…
自分の土地に子どもが家を建てている|土地の行き先を決めておく方法
ご自分の土地にお子さんが家を建てているとき、土地と建物の名義は別々に登記されています。確かな名義は登記事項証明書で確かめられ、課税明細書にご自分の名前があっても、登記の名義も同じとは限りません。遺言などで決めておかなければ、土地の行き先は相…
家族信託と遺言は何が違う?|できること・できないことを比べる
遺言は、原則として、亡くなったときから効力を生じる「亡くなったあとのための備え」、家族信託は、契約を結んだときから始まる「生きているあいだから始められる備え」です。家族信託は、判断する力が衰えたあとも、契約で決めた範囲で、ご家族が管理を続け…
遺言で指定した相手が先に亡くなったら?|予備的遺言という備え
遺言で財産を渡すと書いた相手が、ご本人より先に亡くなっていると、遺言のその部分は、原則として効力を生じません。お子さんや夫・妻のような相続人に渡すと書いた場合も、原則として同じで、その部分は相続人の話し合いで分けることになる場合があります。…
夫婦で遺言を書くとき|一人一通の決まりと「お互いに全部」の注意点
夫婦であっても、遺言は一人一通ずつ作ります。二人で一枚の遺言書を作ることは、法律で認められていません。夫婦は、お互いの公正証書遺言の証人にはなれず、遺言はそれぞれがいつでも書き直せます。「お互いに全部」と書いても、相手が先に亡くなっていると…
前の結婚の子どもがいるとき|元気なうちにしておく相続の備え
前の結婚で生まれたお子さんも、今の結婚のお子さんと同じように、子として相続人になります。子としての取り分も同じです。離婚した前の配偶者は相続人ではなく、今の配偶者のお子さんは、養子縁組をしていなければ相続人ではありません。遺言がないときは、…
遺言がないと、家族の手続きはどうなる?|家庭裁判所が関わるのはどんなとき
遺言がなくても、相続の手続きはできます。相続人全員で話し合ってまとまれば、分け方のことで家庭裁判所が関わることはありません。家庭裁判所が関わるのは、たとえば、話し合いがまとまらないとき(調停・審判)、判断する力がない方や、親も相続人である未…
遺言を書き直すのはどんなとき?|見直しのきっかけと撤回のキホン
遺言には有効期限の決まりがなく、暮らしや家族の様子が変わっても、自動で書き換わることはありません。渡すと書いた相手が先に亡くなると、その部分は原則として効力を生じません。遺言に書いた家や土地を売ったり、あげたりすると、ぶつかる部分は取り消し…
子どもが海外や遠方に住んでいたら、相続の手続きはどうなる?|サイン証明・在留証明と遺言の備え
お子さんが海外や遠方に住んでいると、亡くなったあとの相続の手続きで、書類のやりとりに時間がかかりがちです。日本の国籍のまま海外に移り住み、日本の住民票がなくなると、印鑑証明書の代わりにサイン証明を、住所の書類には在留証明などを、お子さん自身…
親の名義のままの家や土地、相続登記の期限はいつ?|多くの方は2027年3月31日・相続人申告登記の注意点
親から受け継いだ家や土地が、亡くなった親の名義のままなら、相続登記が義務になる前の相続でも、義務の対象になります。期限は、2024年4月1日と、亡くなったことと受け継いだことの両方を知った日の、遅いほうから三年。多くの方は2027年3月31…
借金や保証人のこと、家族に話していますか?|相続で引き継ぐ原則と、書き残しておく一覧
ご自分の借金や、保証人になっている約束は、元気なうちに一覧にして、置き場所をご家族に伝えておくと、ご家族が落ち着いて考え、選ぶための手がかりになります。相続人は、原則として、借金のようなマイナスの財産も、保証人になっている約束も引き継ぎます…
自分の不動産を全部調べるには?|所有不動産記録証明制度と名寄帳の使い方・限界
ご自分の名義の不動産を全部確かめるには、一枚の書類だけでは足りません。家の前の道、ごきょうだいや親戚と分け合って持っている不動産、遠くの山や原野、親や祖父母の名前のままの土地は、ご家族が見落としやすいものです。固定資産税の課税明細書と名寄帳…
銀行口座を減らす・まとめるには?|解約の前の付け替えと休眠預金・家族に残す一覧
使っていない銀行口座は、元気なうちにご自分で減らしておくと、残されたご家族の手続きが軽くなります。亡くなったあとの預金の相続の手続きは、口座のある金融機関ごとに一つずつ進めるためです。十年以上お取引のない預金は休眠預金になることがありますが…
相続登記の費用は何にかかる?|登録免許税・戸籍の実費・司法書士の報酬の見方
相続登記(亡くなった方の家や土地の名義を変える手続き)の費用は、「税金(登録免許税)」「書類を集める実費」「専門家に頼む場合の報酬」の三つに分けて考えると、見通しが立ちます。費用を怖がるためではなく、仕組みを知っておくための回です。相続登記…
生前整理はいつから?捨てる前に分ける相続の書類|権利証・遺言書と置き場所のメモ
生前整理は、家の物を捨てる前に、ご家族の手続きに要る大事な書類を「捨てない箱」に先に分けておくところから始めます。始める時期に決まりはなく、体力と気力のあるうちに少しずつで十分です。物を減らすことや片づけのこつをおすすめする回ではありません…
農地や山林の相続、手放す道はある?|国庫帰属制度と農地・森林の届出
農地や山林、遠くの別荘地の行き先には、受け継いでもらう、売る・譲る、国に引き取ってもらう制度を使う、まだ決めない、の四つの道があります。どれがいちばんよい、ということはありません。手放すことや売ることをおすすめする回ではありません。農地や山…
住宅ローン完済、抵当権は残っていませんか?|完済書類と登記簿の確かめ方
住宅ローンを返し終えても、登記簿の抵当権は、ひとりでには消えません。消すには、抵当権を消す登記を申請する必要があります。ただし、返し終えていれば、抵当権の記録が残っていても借金が残っているという意味ではありません。返し終えたときに金融機関な…
権利証はどこに保管する?家族にどう伝える?|登記識別情報をなくしても持ち主は変わらない
権利証・登記識別情報は、しまう場所を一か所に決めて、その置き場所をご家族に伝えておくことが大切です。ただし、中の番号は見ない・人に見せない、が基本です。権利証は家を売る・贈与する・担保に入れるといった登記で使う書類で、権利証だけでは家の名義…
後見制度支援信託って何?後見人がついたら自分のお金はどうなる?|後見制度支援預金と家庭裁判所の指示書
後見人がついても、ご本人のお金が取り上げられるわけではありません。後見制度支援信託と後見制度支援預金は、後見人がついたあとに、ご本人のお金をふだん使う分と、ふだん使わない分に分けて置き、大きく動かすときには家庭裁判所の指示書が要るようにする…
遺贈寄付、遺言に書けば必ず受け取ってもらえる?|財産を社会に役立てたいときの備え
遺言で財産を国や市区町村、団体などに遺すことを、遺贈寄付と呼ぶことがあります。法律で決められた制度の名前ではなく、法律の上では遺贈という方法の一つです。遺言に書いておけば必ず受け取ってもらえる、というわけではありません。割合で遺す包括遺贈は…
遺言執行者は誰に頼む?|決めておくと何が違うか・選ぶときの考えどころ
遺言執行者は、遺言の中身を、亡くなったあとに実際の手続きで実現する役目の人で、遺言の中で決めておくことができます。決まっていなくても遺言そのものは無効になりませんが、決めておくと誰が手続きを進めるのかがはっきりします。遺贈がある遺言や、遺言…
生命保険の受取人、そのままで大丈夫?|受取人の変更・先に死亡・離婚のとき
生命保険の保険金がどなたに届くかは、遺言ではなく、保険の受取人の欄で決まるのが基本です。保険の書類に出てくる契約者・被保険者・受取人の三つの立場を見分け、保険証券、保険会社から届く契約内容のお知らせ、保険会社への問い合わせで、いまの受取人を…
実家が空き家になる前に、家族と何を話しておく?|家族会議・相続登記・遺言
空き家は、持ち主が亡くなったあとだけでなく、施設に入ったあとや入院が長引いたときにも生まれます。施設に移ったあとも家はご本人の家で、ご家族が代わりに売ったり貸したりできるわけではありません。家族会議の前に、名義と共有の有無、登記簿のご住所や…
賃貸のおひとりさま、亡くなったあと部屋の片づけは誰がする?|残置物のモデル契約条項と居住支援法人
ふつうの賃貸の契約は、借りていたご本人が亡くなってもそれだけでは終わらず、お部屋を借りる権利と家財は相続人に引き継がれます。相続人がいない、連絡がつかないと、大家さんの側だけでは片づけが難しくなります。国土交通省と法務省は2021年6月に、…
身元保証人がいないと、施設に入れない?|任意後見・死後事務委任と身元保証サービスの確かめどころ
施設の申込書にある「身元保証人」の欄には、支払いの保証・緊急の連絡先・入退所の手続き・説明の場での支え・亡くなったときの引き取りと、いくつもの役目がまとめて入っています。特別養護老人ホームなどの介護保険の施設について、国は、身元保証人がいな…
相続人に認知症の家族がいたら、遺産分割はどうなる?|成年後見と遺言の備え
相続人になる家族の中に、内容を理解して判断する力がない方がいると、遺産の分け方の話し合い(遺産分割協議)はそこで止まってしまいます。その方を抜いて話し合うことも、ほかの家族が代わりに署名することもできません。よく使われるのは家庭裁判所に成年…
市街化調整区域の土地、売れますか?|誰に何を確かめるかと名義の備え
市街化調整区域の土地は、売れないと決まっているわけではありません。ただ、確かめることが多く、聞く相手がことがらごとに分かれています。市街化調整区域は、街が広がりすぎないように抑える区域で、家などの建物を建てるには原則として自治体の許可が必要…
リースバック・リバースモーゲージって大丈夫?|自宅をお金に変える仕組みと注意点
名前は似ていますが、この二つは登記の上ではまったく別のものです。リースバックは自宅を「売る」仕組みなので、登記簿の所有者の欄があなたから買った相手に書き換わります。リバースモーゲージは自宅を「担保にして借りる」仕組みなので、名義はご自分のま…
自宅は生前贈与?それとも相続で?|登記費用と手間で比べる
自宅をお子さんに渡す道は「生前贈与」と「相続」の二つ。名義を変える登記の費用だけを並べると、登録免許税は生前贈与が評価額の2パーセント、相続が0.4パーセントで、生前贈与にはさらに不動産取得税がかかります。ただし、贈与税・相続税まで含めた全…
銀行の代理人カード・代理人指名制度って何?|後見・家族信託との違い
銀行の窓口に行くのが大変になってきたご両親に、「代理人カード」や「代理人指名」を勧められた、という話を耳にすることがあります。これは銀行独自の便利なサービスですが、実は「できないこと」があります。今日は、その線引きと、後見・家族信託という法…
自筆証書遺言を法務局に預けてみる|保管制度のキホン
大切な遺言を書いたのに、しまった場所をご家族の誰も知らなかったら。そんな心配を減らしてくれるのが、法務局の「自筆証書遺言書保管制度」です。今日は、自宅で保管する遺言の弱点と、この保管制度の仕組み、そして元気な今からできる備えについてお話しし…
甥・姪やお世話になった人に財産を遺したいとき|遺贈のキホン
「実はいちばんそばで支えてくれたのは、血のつながらないあの方だった。」甥っ子さんや姪御さん、長年のお友達、身の回りのお世話をしてくれる方。そんな、法律上は相続人ではないけれど大切な方に、財産を遺したいと考えたことはありませんか。今日は、その…
相続人のいないおひとりさま、財産は最後どこへ行く?|特別縁故者と国庫帰属のキホン
「もし、自分に何かあったら、この家や貯金は、いったいどこへ行くのだろう。」配偶者に先立たれた方、お子さんのいないご夫婦の方、ごきょうだいとは疎遠な方。そんなふうに考えたことのある方は、少なくないのではないでしょうか。今日は「相続人がいないと…
ペットに財産は遺せる?|負担付き遺贈と信託のキホン
「この子に、財産を遺してあげたい。」そう考えたことのある方は、少なくないのではないでしょうか。今日は「ペットに財産は遺せるか」をテーマに、なぜペットに直接、財産を遺す遺言が作れないのか、それでもペットのために財産を役立ててもらう方法、そして…
スマホ・ネット口座はどうなる?|デジタル遺品の備え
スマホの中の写真、ネット銀行の残高、毎月のサブスクリプション。もしものとき、ご家族はどこまで手をつけていいのか、迷うことがあります。今日は「デジタル遺品」をテーマに、元気な今できる備えと、相続が起きたときの実際の扱いをお話しします。お伝えす…
自宅を売って施設の費用に?|家の「出口」は三つ・売る前に確かめる書類
ご自宅の行き先は、つきつめると「売る」「貸す」「そのまま置いておく」の三つしかありません。今日はこの三つを並べてご覧いただいたうえで、いざ売ると決めたときに何が起きるのかをお話しします。お伝えする芯は三つ。①出口は三つあり、お金の入り方も手…
見守り契約・財産管理等委任契約って何?|任意後見の一歩手前にできる備え
銀行や役所の用事が、このごろおっくうに感じることはありませんか。今日は、任意後見を結ぶ「一歩手前」の段階で、判断する力がまだしっかりしているいまだからこそ結んでおける、見守り契約と財産管理等委任契約についてお話しします。お伝えする芯は三つ。…
施設に入ったら、あの家はどうなる?|介護・入所で動く「家とお金」の準備
施設のパンフレットは何冊も見比べているのに、ご自宅のことだけは後回しになっていませんか。実は、施設に入るという決断は、そのまま「家とお金を動かす決断」とセットになっています。この動画でお伝えする芯は三つ。①ご自宅をどうするか決められるのがど…
救急車が来たら、家族は何に困る?|連絡先とかかりつけを一枚にまとめておく話
救急車を呼んだあと、駆けつけたご家族が、まず何に困るか。実は「かかりつけの病院」と「飲んでいるお薬」が、すぐに答えられないことなのです。この動画では、そんな『もしも』のときに困らないよう、連絡先とかかりつけの情報をどう一枚にまとめておくかを…
通帳を集めただけでは足りません|銀行・保険・年金の情報整理
書き残して本当に役に立つのは、「何を持っているか」の一覧よりも、「毎月、何が出ていっているか」——引き落としの出口です。口座が止まったときに本当に困ること、判断する力が下がったときにも同じ備えが効いてくること、通帳のない口座や古い名義の確か…
「公正証書遺言」、実際どう作る?|証人・必要書類・公証役場の使い方
「公正証書遺言のほうが安心だとは聞くけれど、実際に何から手をつけたらいいのか分からない」――そんな声をよくお聞きします。この動画では、公正証書遺言を実際に作る流れを、実務編としてお話しします。お伝えする芯は三つ。①内容を考える・証人二名を手…
自分の相続人、ちゃんと言えますか?|戸籍と法定相続人の確かめ方
「うちは妻と子ども二人だけだから、相続人はこの三人」――そう思い込んでいても、実際に戸籍を集めてみると、忘れていた事実が見つかることがあります。この動画では、法定相続人の範囲・順位と代襲相続の仕組み(子は下の世代へどこまでも引き継がれるのに…
夫婦のどちらかが先に旅立ったら?|配偶者の相続手続き、全体地図
長年連れ添ったご夫婦の、どちらかが先に旅立つ日は、いつか必ずやってきます。そのとき残されたもう一方に、思いのほかたくさんの手続きが、いちどきに降りかかります。この動画では、配偶者が亡くなったあとに実際に何が動くのかを「全体地図」として整理し…
おひとりさまの「死後事務」、誰に頼んでおく?|死後事務委任契約のキホンと遺言との違い
「自分が亡くなったあと、葬儀の手配や、病院代の精算、電気や水道の解約は、いったい誰がしてくれるのだろう」。おひとりさまや、身近に頼れるご家族がいない方が、ふと感じる不安です。お伝えする芯は三つ。①死後事務委任という仕組み=亡くなったあとの事…
子どものいない夫婦、財産は誰に行く?|法定相続分と遺留分のキホン
「うちは子どもがいないから、財産はすべて配偶者に行く」――そう思い込んでいる方は少なくありません。実は、法律ではそう決まっていません。子のいないご夫婦では、配偶者に加えて、亡くなった方の親、または、ごきょうだいが相続人になることがあります。…
実家の名義、今どうなっていますか?|調べ方と、名義が古いときの備え
「実家が、今、誰の名義になっているか、すぐに答えられる方は、じつは、あまり多くありません」。実家は、ずっとそこにあるものだからこそ、名義のことは、つい意識しないまま過ぎていきます。でも、おじいさんや、そのまた前の方の名前のままだった、という…
配偶者居住権って何?|残されたお連れ合いの住まいを守る制度のキホン
「お連れ合いに先立たれたあと、今の家に、このまま住み続けられるだろうか」。そう不安に思っている方は、少なくありません。配偶者居住権は、まさにその不安にこたえるためにできた権利です。お伝えする芯は三つ。①配偶者居住権とはどういう権利か=所有権…
その不動産、ごきょうだいと共有のままになっていませんか?|共有名義の整理のキホン
ご実家の土地や建物が、ごきょうだい何人かの共有名義になっている――そういう方は、実は少なくありません。相続の話し合いが終わらないまま、あるいは「とりあえず」法定相続分のままで登記した共有が、次の相続でさらに人数を増やしていく。お伝えする芯は…
戸籍の束を、何度も出し直していませんか?|法定相続情報証明制度のキホン
相続が起きると、銀行の窓口、法務局、税務署――いろいろな窓口で、そのたびに、亡くなった方の戸籍の束を出し直すことになります。何冊にも分かれた戸籍を、窓口ごとにコピーして持っていく。原本を預けて次の手続きが待たされる。そんなご家族の負担を軽く…
財産の管理を、元気なうちに家族へ託す|家族信託(民事信託)のキホン
「認知症になると口座が凍ると聞いて不安」「自宅を売って施設の費用にしたいけれど本人でないと契約できないと聞いた」「元気なうちに財産の管理を子に任せておきたい」――。そんなお気持ちの方に向けて、「家族信託(民事信託)」の“入口”を、ご本人にや…
お墓は誰が継ぐ?墓じまいはどうする?|お墓と祭祀承継のキホン
「田舎のお墓が遠くてお参りに行けない」「自分のあとを継いでお墓を守る人がいない」「子どもにお墓のことで苦労をかけたくない」――。そんなお気持ちの方に向けて、お墓やお仏壇を「誰が引き継ぐのか」という祭祀の承継と、「墓じまい」のことを、ゆっくり…
引っ越し・結婚で住所や名字が変わったら?|住所変更登記の義務化のキホン
「引っ越しで住所が変わった」「結婚で名字が変わった」――。そんなとき、ご自分の名義の不動産の登記簿も直す手続き(住所変更登記)が、この春から義務になりました。前回お話しした「相続登記の義務化」の続きにあたるお話を、ご本人に向けてやさしくご案…
任意後見は、どうやって始めるの?|契約・公正証書・効力発生のキホン
「もし、自分の判断する力が落ちてきたら、お金の管理や入院・施設の手続きは、誰がしてくれるのだろう」――。その不安に、お元気な今のうちに、ご自分の意思で備えておけるのが「任意後見」です。任意後見を“どう進めるのか”という具体的な手順を、ご本人…
その名義、そのままになっていませんか?|相続登記の義務化のキホン
相続した家や土地の名義を変える「相続登記」が、これまでの「任意」から「義務」になりました。なぜ義務になったのか(持ち主の分からない土地が全国に増えてしまった社会の問題)、相続を知った日から三年以内という期限と、正当な理由なく怠ると過料の対象…
わが家の財産、どこに何がある?|財産の棚卸しとエンディングノートのキホン
ご自分に、どんな財産があって、それがどこにあるのか――。お元気な今のうちに書き出して整理しておく「財産の棚卸し」のお話です。大事なのは「金額」ではなく「在りか」であること、住宅ローンや連帯保証などマイナスの財産も相続の対象になること、ご自分…
相続・登記を相談する前に知っておきたいこと|持ち物・費用・法務局の使い方
相続や登記のことを司法書士に相談してみようと思っても、何を持っていけばいいのか、費用はどれくらいか、そもそも何を頼めるのか、わからなくて足が止まってしまう。そんなご本人に向けて、専門家へ相談しに行く前に知っておきたいことを、ゆっくりやさしく…
遺言は書いておくべき?|自筆証書・公正証書・検認のキホン
「遺言は、元気なうちに書いておくべきか」を、団塊世代のご本人に向けてゆっくりやさしく整理します。自分で書く自筆証書遺言と公証役場で作る公正証書遺言の特徴、家庭裁判所での検認とは何か、法務局の保管制度や遺留分まで、遺言という仕組みの「地図」を…
おひとりさま・子どものいない夫婦、自分の手続きは誰がしてくれる?|任意後見・死後事務委任・遺言の入口
「おひとりさま」や「子どものいないご夫婦」が、判断する力が落ちたとき、そして亡くなったあと、自分の手続きは誰がしてくれるのか。お元気な今だからこそ整えておける仕組みを、生きている間の備え(見守り・財産管理・任意後見)と、亡くなったあとの備え…
認知症になると、自分の預金が下ろせない?|任意後見と家族信託、はじめの一歩
「認知症になると、自分の預金が下ろせなくなる」と聞いたことはありませんか。いざというとき施設の費用や自宅の売却で動かせなくなる「口座の凍結」は、なぜ起きるのでしょうか。そうならないために、お元気な今だからこそできる二つの備え「任意後見」と「…
SERIES
自分でやってみる相続・登記 ─ 手順と書類のリアル
相続や登記を、ご自分の手で進めてみたい方へ。どの窓口で・何を・どの順番でそろえるのかを、最初から最後まで実況していく手順編シリーズです。
相続登記の原本還付を自分でやる|コピーの取り方と綴じ方
相続登記で法務局に出した戸籍や遺産分割協議書などの原本は、コピーに「原本に相違ありません」と書いて申請人が記名・押印して一緒に出す「原本還付」という手続きで、返してもらえます。原本還付の仕組み、返してもらえる書類と返らない書類(遺産分割協議…
法定相続分どおりの相続登記を自分でやる|持分の書き方と、一人で申請するときの注意点
遺言がなく、遺産の分け方もまだ決めていないときは、法律で決まった割合(法定相続分)のとおりに、相続人全員の共有名義にする相続登記を自分で申請できます。この方法を選ぶ前に知っておきたいこと(共有になる・分け方を決めたことにはならない・ほかの相…
公正証書遺言で相続登記を自分でやる|遺言検索・謄本の請求・必要書類と申請書の書き方
公正証書遺言があるときは、家庭裁判所の検認なしで、遺言の正本か謄本を使って相続登記を申請できます。公証役場の遺言検索(平成元年以降に作られた公正証書遺言・無料)で遺言を探すところから、謄本の請求(郵送も可・紙は1枚300円)、2025年10…
離婚の財産分与で家の名義を変える|財産分与協議書・必要書類・申請書の書き方
離婚にともなう財産分与で家をもらったときの名義変更(所有権移転登記)は、家を渡す側と受け取る側の二人で、家のある場所を受け持つ法務局へ申請します(登録免許税は評価額の1000分の20)。登記簿での名義と名前・住所の確認、財産分与協議書の作り…
贈与による名義変更を自分でやる|贈与契約書・必要書類・申請書の書き方
家族の間で不動産を贈与したときの名義変更(所有権移転登記)は、あげる人ともらう人の二人で、不動産のある場所を受け持つ法務局へ申請します(登録免許税は評価額の1000分の20)。登記簿での名義と住所の確認、贈与契約書の書き方、そろえる五つの書…
会社の商号・目的変更の登記を自分でやる|議事録・株主リスト・申請書の書き方
会社の商号(名前)や目的を変えるには、株主総会の特別決議で定款を変え、変わった日から原則として2週間以内に、本店を受け持つ法務局へ変更の登記を申請します(登録免許税は3万円・商号と目的を一緒に申請すれば1件分)。定款と登記簿の確認、同じ住所…
登記の地目・地積が現況と違う|地目変更登記の手順と調査士の出番
登記の地目が現況と違うときは「地目変更登記」で直し、地目が変わった日から1か月以内に申請します(土地の持ち主が自分で申請でき、登録免許税はかかりません)。登記の面積(地積)が実測と違うときは「地積更正登記」で、測量と地積測量図が必要になるた…
亡くなった後の役所手続きを自分でやる|届出の順番と期限
家族が亡くなった後の役所の手続きは、期限の早い順に「7日以内(死亡届・火葬の許可)」「14日以内に出すものが多い届け(世帯主の変更・健康保険・介護保険)」「年金の届けと葬祭費・埋葬料・未支給年金の請求」「3か月〜10か月(相続放棄・準確定申…
相続登記の登録免許税を計算して納める|評価証明書から申請書まで
相続登記の登録免許税は、登記を申請する日が入っている年度の固定資産税の評価額(課税明細書の「価格」または「評価額」の欄。「課税標準額」の欄ではありません)を、同じ申請書で申請する不動産の分だけ合計して1,000円未満を切り捨て、1000分の…
相続人が一人だけの相続登記|いちばん書類が少ないパターン
遺言がなく、相続人が本当に一人だけなら、話し合う相手がいないので遺産分割協議書を作る場面がなく、相続人一人で相続登記を申請できます。その「一人」を亡くなった方の出生から死亡までの戸籍で確かめるところ(戸籍の広域交付の使い方と注意点)から、そ…
遺言書情報証明書を取って相続登記をする|法務局保管の遺言のとき・請求方法と必要書類
法務局に預けられた自筆の遺言書があるときは、遺言書情報証明書(1通1,400円)を全国の遺言書保管所(法務局)で請求し、遺言書の代わりに使って、家庭裁判所の検認なしで相続登記を申請できます。遺言書保管事実証明書(1通800円)で預けてあるか…
成年後見開始の申立てを自分でやる|診断書と財産目録の準備・必要書類と費用
成年後見の申立ては、申し立てる家庭裁判所の書式を確かめ、ご本人に説明して気持ちを聞いたうえで、医師の診断書(裁判所の様式)・本人情報シート・戸籍や登記されていないことの証明書・財産目録と収支予定表をそろえて、ご本人の住所地の家庭裁判所に出し…
相続放棄の受理証明書を取る|債権者・法務局への示し方・申請先と手数料
相続放棄が受理されたら、受理通知書を保管し、出す先ごとに必要な書類を確かめてから、受理した家庭裁判所に受理証明書(1通150円・収入印紙)を申請します。受理通知書と受理証明書の違い、出す先の書き出し方、受理証明書の申請(申請先・申請できる人…
相続放棄の照会書が届いたら|家裁への回答の書き方・答える前に整理する4つのこと
相続放棄の申述のあとに家庭裁判所から届く問い合わせ(照会書)には、聞かれたことに、事実をそのまま、ご自分の言葉で答えるのが基本です。届いた書類が何のためのものか(裁判所の案内「書面で照会したり、直接事情をおたずねする場合がある」「照会や呼出…
権利証(登記識別情報)をなくした・実印を盗まれたら|失効の申出と不正登記防止申出を自分でやる
登記識別情報(権利証)をなくした、実印や印鑑証明書を盗まれた――そんなときも、ご自分で法務局に「登記識別情報の失効の申出」と「不正登記防止申出」を出すことができます。何が手元から離れたのかを確かめる方法、警察への届出や印鑑登録の相談など原因…
共有名義の家の抵当権抹消と住所変更|共有者が2人以上いるときの申請書の書き方
夫婦や親子など共有名義の家でも、共有者全員が協力できれば、住所の変更の登記と抵当権を消す登記(抵当権抹消)を、ご自分で続けて申請できます。登記事項証明書で共有者・持分・それぞれの住所・抵当権の数を確かめる方法、抵当権を消す前に住所の変更の登…
権利証がないまま登記を進める|事前通知のしくみと流れ・申請書の書き方
権利証(登記識別情報)が見つからなくても、名義人ご本人が通知を受け取って申し出られれば、法務局の「事前通知」を使って、ご自分で登記の申請を進めることができます。親から子への贈与など家族の間の登記を例に、権利証が要る登記と要らない登記の見分け…
抵当権抹消の書類が古い・代表者が変わっていたら|会社法人等番号でつなぐ手順・申請書の書き方
住宅ローンを返し終えたときに銀行から届いた抵当権抹消の書類が古くなっていても、代表者が交代していても、銀行の名前が変わっていても、会社法人等番号を申請書に書いてつなげば、多くの場合はご自分で抹消の登記を申請できます。期限があるのは代表者の証…
抵当権者が個人だったときの抹消を自分でやる|相続人から書類をもらう手順・申請書の書き方
抵当権者(お金を貸した側)が個人でも、返し終えていて、相手やその相続人の協力が得られれば、抵当権の抹消はご自分で申請できます。登記事項証明書で抵当権者と登記の日付を確かめるところから、抵当権者がご存命か・亡くなる前に返したか・亡くなったあと…
根抵当権の抹消を自分でやる|元本確定と申請書の書き方・銀行から届く書類
根抵当権は、借りたお金を全部返しても、それだけでは消えません。銀行から根抵当権を外す書類を出してもらい、抹消の登記を申請して初めて記録が消えます。登記事項証明書で根抵当権と共同担保目録を確かめるところから、銀行から届く4つの書類、元本の確定…
登記が終わったら|登記識別情報の受け取り方と保管・完了後にやること
相続登記が終わったら、法務局から「登記完了証」と「登記識別情報通知」を受け取り、大事に保管するのは登記識別情報通知のほうです。2つの書類の違い、窓口・郵送・オンラインでの受け取り方と期限(書面は登記完了から3か月)、登記識別情報通知の保管の…
建物を取り壊したら「滅失登記」|自分でやる手順・申請書の書き方・必要書類
登記されている建物を取り壊したら、取り壊した日から1か月以内に建物滅失登記を申請します。その申請を自分で行う手順を、登記事項証明書での確認、解体業者からもらう建物滅失証明書と印鑑証明書、住所が変わっている場合・持ち主が亡くなっている場合(相…
亡くなった家族の車の名義変更を自分でやる|普通車と軽の違い・必要書類・手数料
亡くなった家族の車の名義変更(相続)を、普通の自動車(運輸支局)と軽自動車(軽自動車検査協会)に分けて実況します。車検証で確かめる3つのこと(普通車か軽か・持ち主・車検の期限)、15日以内という期限と窓口、普通車の書類(戸籍・遺産分割協議書…
銀行の貸金庫、相続のときどう開ける?|必要書類・全員の同意・遺言書が出てきたら
亡くなった方が借りていた銀行の貸金庫を開けるまでの手順を実況します。銀行に確かめる4つのこと、そろえる書類(戸籍または法定相続情報一覧図の写し・相続人全員の印鑑証明書・全員が署名した銀行の書類)、開ける日の中身の一覧づくりと公証人の立ち会い…
特別縁故者の財産分与を自分で申し立てる|期限3か月・書式と申立書の書き方
「何十年もいっしょに暮らしてきた人が亡くなった。けれど籍を入れていなかったので、自分は相続人ではない」——亡くなった方に相続人が誰もいないとき、特別に近い関係にあった人が家庭裁判所に申し立てる手続きが、特別縁故者への財産分与です。この動画で…
失踪宣告の申立てを自分でやる|必要書類・費用と申立書の書き方
「夫が家を出たきり、もう十年以上、何の連絡もない」——生死が長く分からない家族がいるとき、家庭裁判所に申し立てる手続きが失踪宣告です。この動画では、失踪宣告で「亡くなったとみなされる時点」(普通失踪は七年の期間が終わった時、危難失踪は危難が…
亡くなった人の遺言を探す|法務局と公証役場での調べ方
「父が亡くなったけれど、遺言を書いていたのかどうか、家族の誰も知らない」——遺言があるかないかで、その後の相続の手続きは大きく変わります。この動画では、遺言を探す場所を、自宅や身の回り・法務局・公証役場の順にたどります。法務局では「遺言書保…
明治・大正の抵当権が残っていた!休眠担保権の抹消
「実家の登記簿を見たら、聞いたこともない大正時代の抵当権が残っていた」——お金はとうの昔に返し終わっているのに、抹消の手続きだけが忘れられたまま残ってしまう「休眠担保権」。貸した相手がもう亡くなっていて相続人をたどれない、会社が解散している…
古い戸籍が読めない!改製原戸籍・手書き戸籍の読み方入門
「取り寄せた戸籍が毛筆の縦書きで、どこに何が書いてあるのか分からない」——古い戸籍は、隅から隅まで読む必要はありません。相続の手続きで追いかけるのは、いつ生まれ、いつその戸籍に入り、いつ出て、いつ亡くなったのか、この4つの事実だけです。この…
法定相続情報一覧図、こんなときどう書く?|代襲・数次・相続放棄
「代襲相続で先に亡くなった子は、一覧図にどう書けばいい?」「祖父の次に父も亡くなった…一覧図は1枚でいい?」「相続放棄した人がいるけど、一覧図には名前が載るの?」——法定相続情報一覧図の基本を押さえたあと、実際に書こうとすると出てくる複雑ケ…
住所がつながらない!戸籍の附票・住民票の除票で証明する
相続登記の申請で「登記簿の住所と、亡くなった時の住所が違います」と言われて困っていませんか——住所のつながりは戸籍の附票か住民票の除票で証明するのが基本ですが、保存期間が延長された今も古い記録は取れなくなっていることがあります。この動画では…
亡くなった人の不動産をすべて探す|名寄帳・固定資産税通知の見方
亡くなった親に不動産が何か所あるか、正確に把握できないまま相続登記の準備を進めていませんか——名寄帳・固定資産税の課税明細書・固定資産評価証明書という似た3つの書類を整理し、全国規模で探す所有不動産記録証明制度もあわせて確認します。この動画…
「先に住所変更が必要」と言われたら|抵当権抹消の前提登記
抵当権を消そうとしたら「先に住所変更の登記が必要です」と言われて戸惑っていませんか——住所変更登記が必要になるかどうかは、変わっているのが所有者なのか、抵当権者である銀行なのかで扱いが違います。この動画では、登記事項証明書での状態確認、所有…
マンションの抵当権抹消を自分でやる|敷地権付きの申請書
住宅ローンを完済したのに、マンションの登記簿に抵当権がまだ残っている――多くの場合、建物についてだけ抹消登記を申請すれば、土地の敷地権にも効力が及びます。ただし、登記された時期によっては土地も別に手続きが必要になることがあります。この動画で…
相続した家の抵当権抹消|相続登記とセットでやる手順
亡くなった親の住宅ローンが団体信用生命保険で完済され、銀行から抵当権抹消の書類は届いたのに、不動産の名義は親のまま。この場合の順番は「相続登記が先、抵当権抹消はそのあと」で、二つは同じ日に連件として法務局にまとめて出せます。この動画では、登…
オンラインで相続登記?「かんたん登記申請」を使ってみる
「相続登記 オンライン」で検索すると出てくる「かんたん登記申請」、実際にオンラインでできるのは相続人申告登記の申出だけで、法定相続分や遺産分割による相続登記そのものはオンラインでは完結しません。この動画では、法務省の「かんたん登記・供託申請…
未登記の建物があった!建物表題登記はどうする?
実家を相続して調べてみたら、土地は登記されているのに建物の登記が見当たらない。そんな未登記の建物を見つけたときに、何をどの順番で進めるのかを手順に沿って整理する回です。建物表題登記の申請を代理して行う専門家は土地家屋調査士で、この動画は代理…
相続土地国庫帰属の申請を自分でやる|事前相談から負担金納付まで
相続した土地を、このまま持っていていいのか迷っている方へ。いらない土地を国に引き取ってもらう「相続土地国庫帰属制度」の申請を、法務局の事前相談から負担金の納付まで、自分でやってみる回です。この申請は法定代理人による場合を除いて本人しかできず…
株式・証券口座の相続手続きを自分でやる|移管の仕組み・必要書類・NISAの注意点
亡くなった家族の証券口座にある株や投資信託は、預金と何が違うのか。現金化ではなく、いったん相続人の口座へ移す「移管」が原則というところから、証券会社への連絡、必要書類の三つの場合分け、どこの証券会社か分からないときに使える証券保管振替機構へ…
銀行の相続手続きを自分でやる|口座凍結の誤解・必要書類・仮払い制度
亡くなった家族の銀行口座は、連絡から払い戻しまで、どう進めればいいのか。口座は死亡届では止まらず、銀行が亡くなった事実を知ったときに止まる──いちばん多い誤解の整理から、必要書類の三つの場合分け、戸籍集めの近道(広域交付・法定相続情報一覧図…
遺言書を法務局に預ける手続きを自分でやってみる
自分で書いた自筆の遺言書を法務局に預ける「遺言書保管制度」。予約の取り方から、用紙と余白の整え方、申請書の作り方、当日の持ち物、そして保管証を受け取るまでを順を追って追いかけます。手数料は遺言書1通につき3,900円、預けに行けるのは本人だ…
相続財産清算人の選任申立て|相続人が誰もいないとき
亡くなった方に相続する人が誰もいないとき、残された財産を片づけるには、家庭裁判所に「相続財産清算人」を選んでもらう申立てから始めます。お金を貸していた方・部屋を貸していた方・長年身の回りの世話をしてきた方など、外側から手続きを進めたい立場の…
不在者財産管理人の選任申立て|相続人が行方不明のとき
相続の話し合いを進めようとしたら、相続人の一人と何年も連絡が取れない。そんなとき、遺産分割協議はその一人を抜きにして進めることができません。行方が分からない相続人がいるときに家庭裁判所へ申し立てる「不在者財産管理人の選任」を、選任だけで足り…
相続放棄の3か月に間に合わない!熟慮期間伸長の申立て
相続放棄や限定承認を決めるための3か月の期間(熟慮期間)に、財産の調査が終わらず間に合いそうにない。そんなときのために、家庭裁判所にお願いしてこの期間を延ばしてもらう「期間の伸長」という手続きがあります。誰が・どこに・いくらで申し立てられる…
特別代理人の選任申立て|未成年の子と遺産分割するとき
親が亡くなり、相続人の中に未成年のお子さんがいる。そんなとき、遺産分割協議を進めようとして、家庭裁判所への「特別代理人の選任申立て」が必要だと言われて戸惑う方は少なくありません。親権者と未成年の子が共に相続人として遺産分割協議をする場合にな…
ここは専門家に頼む方がいい|自分でやる/頼むの分かれ目
このシリーズで見てきた相続や登記の手順の中で、「ここから先は専門家に頼んだほうがいい」という分かれ目を、六つに整理してお伝えします。相続人どうしでもめている場合、相続税の申告が必要になりそうな場合、土地の境界がはっきりしない場合、判断能力に…
かかった費用と日数のリアル|相続登記を自分でやった場合の実額感
第1回から第9回でお伝えしてきた相続登記の手順を振り返りながら、実際にかかる実費の内訳と、戸籍集めから登記完了までの日数の目安をまとめてお伝えします。登録免許税の計算例や郵送実費まで、費用の積み上げを具体的な数字で示すとともに、法務局ごとに…
会社の本店移転登記を自分でやる(同一管轄内)|取締役会・定款・登録免許税で変わる書類
会社の本店を移したときに必要な本店移転登記(同一管轄内での移転に限定)を、二週間の期限と過料の基本から、取締役会設置会社・非設置会社で変わる決定方法、定款の記載内容によって必要書類が変わる分かれ目、申請書の書き方と登録免許税、印鑑届出の要否…
会社の役員変更登記を自分でやる|重任・新任・辞任で変わる書類と議事録・申請書の書き方
役員変更登記の期限(2週間)と過料の基本から、重任・新任・辞任・死亡のパターン別に変わる添付書類、株主総会議事録・就任承諾書・株主リストのポイント、申請書の書き方と登録免許税まで、この1本で通しで確認します。
数次相続の相続登記を自分でやる|一枚にまとめられる場合・原因の書き方・免税
「相続の登記をしようと戸籍を集めていたら、相続するはずだったお父さんも、すでに亡くなっていた……」手順編シリーズの第16回は、数次相続の相続登記です。よく似た『代襲相続』(おじいさんより前か同時にお父さんが亡くなっていた場合)との違いを整理…
法定相続情報一覧図を自分で作る|作り方・申出書の書き方・法務局への出し方
「戸籍の束を、あちこちの手続き先に何度も出すのは大変……」手順編シリーズの第15回は、法定相続情報一覧図です。第3回で少し触れた『相続関係説明図』との違い(相続関係説明図は自分で書いた図を戸籍と一緒に見せるだけの書類、法定相続情報一覧図は法…
遺言書の検認を自分でやる|自筆証書遺言が見つかったら?必要書類・費用・家裁への申立て方法
「自宅の引き出しや貸金庫から、遺言書らしきものが出てきた……」手順編シリーズの第14回は、遺言書の検認です。公正証書遺言や、法務局の遺言書保管制度を使った自筆証書遺言は検認が不要な一方、自宅などで保管されていた自筆証書遺言や秘密証書遺言は、…
相続人申告登記を自分でやる|相続登記が期限に間に合わない時の最短手
「相続登記の期限まで、もうすぐ3年経ってしまう。でも、まだ話し合いがまとまっていない……」――手順編シリーズの第12回は、そんなときの最短の手、『相続人申告登記』です。相続登記の申請義務(知った日から3年以内、正当な理由なく怠ると10万円以…
住所・氏名の変更登記を自分でやる|義務化はいつから?必要な書類・登録免許税はいくら?
「引っ越しをした」「結婚して名字が変わった」――そんな身近な出来事が、実は不動産の登記にも関わってきます。手順編シリーズの第11回は、住所や氏名の変更登記(登記名義人表示変更登記)です。令和8年4月から、この登記は義務になりました。変わった…
相続放棄の申述書を書いて家裁に出す実況|期限3か月・必要な戸籍・費用はいくら?
「借金の方が多そうだから、相続放棄をしたい……」手順編シリーズの第13回は、遺産を受け継がずに手放す手続き、相続放棄です。相続人になったことを知った時から三か月以内、という期限の考え方から、申述書の書き方、続柄によって変わる必要書類、費用(…
抵当権抹消を自分でやる|銀行から届く書類・申請書の書き方・登録免許税はいくら?
「住宅ローンを払い終えたのに、まだ登記簿に銀行の名前が残っている……」――手順編シリーズの第10回は、住宅ローンを完済したときに必要になる『抵当権抹消登記』です。相続で不動産を引き継いだあと、残っていたローンを払い終えた場合も同じ手続きが出…
補正の連絡が来たら?やり直しの直し方|法務局からの電話・却下と取下げ・納めた登録免許税はどうなる
「申請書を出したのに、法務局から『補正してください』と連絡が来た……どうしよう」――手順編シリーズの第9回は、前回提出した申請書に、もし法務局から補正の連絡が来たら、どう対応するかです。補正とは、申請書の軽微な不備を訂正すること。連絡は、申…
法務局へ提出する|窓口・郵送・オンラインの選び方と提出時のつまずきポイント
「戸籍を集めて、相続関係説明図も遺産分割協議書も作った。登記事項証明書と評価証明書も取った。申請書も書けた。あとは、これをどうやって法務局に出せばいいの?」――手順編シリーズの第8回は、前回書き上げた登記申請書一式を、実際にどう法務局へ提出…
相続登記の申請書を自分で書く|欄ごとの記入例と記入時のつまずきポイント
「戸籍を集めて、相続関係説明図も書いて、遺産分割協議書も作った。登記事項証明書と評価証明書も取った。あとは、これをどうやって申請書にまとめればいいの?」――手順編シリーズの第7回は、いよいよ『登記申請書』です。これまで集めた戸籍・相続関係説…
固定資産評価証明書を自分で取る|どこで取る・手数料・登録免許税の計算と免税
「相続登記には『固定資産評価証明書』が要ると聞いたけれど、どこで取れるの?役所?法務局?そもそも何のための書類?」――手順編シリーズの第6回は、市区町村が土地や建物の評価額を証明してくれる『固定資産評価証明書』です。相続登記にかかる税金=登…
不動産の登記事項証明書を自分で取って読む|種類・手数料・表題部/甲区/乙区の見方
「遺産分割協議書に、不動産の表示を書き写す。でも、その『登記簿』ってどこで取れるの?種類がいくつもあるみたいだけど、どれを取ればいいの?」――手順編シリーズの第5回は、その不動産が今どういう状態になっているかを法務局が証明してくれる『登記事…
遺産分割協議書を自分で作る|必須項目と実印・印鑑証明書の実際
「相続登記のために戸籍を集め、相続関係説明図も書いた。次は、誰がどの不動産を引き継ぐかを決める『遺産分割協議書』。でも、何を、どう書けばいいの?実印は?印鑑証明書はいる?」――手順編シリーズの第4回は、相続人全員で「誰がどの財産を引き継ぐか…
相続関係説明図、自分で書いてみる|法定相続情報一覧図との違い・戸籍の原本還付
「相続登記のために集めた戸籍。次は、家族の関係を一枚にまとめた『相続関係説明図』を作りたい。でも、何を、どう書けばいいの?」――手順編シリーズの第3回は、前回集めた戸籍をもとに、亡くなった方(被相続人)と相続人の関係を家系図のような一枚の図…
戸籍を「出生から死亡まで」集める実況|広域交付の使い方
「相続登記のために、亡くなった親の戸籍を、生まれたときから亡くなるまで集めたい。でも、どこで、どうやって?」――手順編シリーズの第2回は、相続登記の最初のステップであり、いちばんつまずきやすい「戸籍集め」です。なぜ出生から死亡までの戸籍を全…
相続登記、何から始める?全体の地図と必要なものリスト
「親名義のままの家、相続登記を自分でやってみたい。でも、何から始めればいいの?」――そんな方に向けた手順編シリーズの第1回。相続登記は大きく三つのステップ(①戸籍で相続人を確定 ②誰が引き継ぐかを決める ③法務局に申請)で進むこと、最初に集…
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「いざという時、何から手を付けたらいいか分からない」を解決するヒントになれば幸いです。
借地に建つ家を相続したら?|地主の承諾はいる?相続登記・地代・売るときの注意
借地の上の家を相続すると、建物だけでなく、土地を借りる権利(借地権)も相続人が引き継ぎます。相続で引き継ぐこと自体には、地主の承諾は原則としていらないとされています。建物の名義を相続人に変える相続登記(2024年4月1日から義務・登録免許税…
登記費用の内訳|登録免許税・司法書士報酬・実費はどう違う?見積もりの見方
登記の費用は、大きく「登録免許税(国に納める税金)」「司法書士に頼む場合の報酬」「書類を取るための実費」の三つに分かれます。登録免許税と実費は、自分で申請してもかかります。登録免許税は登記の種類で計算が変わること(相続は固定資産税の評価額の…
家を売る前にやっておく登記|住所変更・抵当権抹消・相続登記の順番
家を売る前に整えておく登記は、主に「相続登記」「住所・氏名の変更登記」「抵当権を消す登記」の三つです。登記簿を今の状態に合わせてから、買主へ名義を移すのが順番です。親の名義のままの家を売るときの二段階の流れ、2026年4月1日から義務になっ…
共同担保目録って何?|抵当権抹消で見落としやすい私道・車庫・離れた土地
一つの借入れの担保に、家と土地だけでなく私道の持分や車庫などがまとめて入っていることがあり、その一覧が「共同担保目録」です。抵当権を消すときは、目録に載っている不動産をもれなく申請に入れる必要があります。登録免許税は不動産1つにつき1000…
役員が亡くなったときの登記|代表者でなくても必要?期限2週間・書類・費用と人数が足りないとき
役員が亡くなったときは、代表者かどうかにかかわらず「死亡による退任」の変更登記が必要です。期限は亡くなった日から2週間以内、登録免許税は資本金1億円以下の会社なら1万円(1億円を超える会社は3万円)です。添付する書面、後任とまとめて申請する…
資本金を増やす「増資」の登記|振り込むだけでは増えない?決議・払込み・登記の流れと費用
会社の口座にお金を振り込むだけでは、資本金は増えません。新しく株式を発行して資本金を増やす「増資(募集株式の発行)」は、決議・払込み・登記の順に進め、原則として効力が生じてから2週間以内に変更の登記をします。登記の登録免許税は、増えた資本金…
登記簿(登記事項証明書)は誰でも取れる?|手数料・取れる場所と、表題部・甲区・乙区の見方
登記簿(登記事項証明書)は、窓口や郵送なら1通600円の手数料を払えば、所有者でなくても誰でも、原則として全国どこの法務局でも取れます。所有者の委任状もいりません(インターネット請求は、窓口受取490円・郵送受取520円=2025年4月から…
家族信託をすると登記簿はどうなる?|名義は受託者へ、信託目録に載ること・費用・その後の登記
不動産を家族信託に入れると、登記簿の名義は預かる人(受託者)に移り、信託で預かっていることも書かれ、委託者・受託者・受益者や信託の目的などを載せた信託目録が作られます。名義が変わっても、受託者が自分のために自由に使える財産になるわけではあり…
配偶者居住権の登記はどうやってする?|配偶者と持ち主が一緒に申請・相続登記が先・費用と抹消まで
配偶者居住権は、登記をしておくと、建物を買い受けた人などにも住む権利を主張できます。申請は原則として配偶者と建物の持ち主が一緒に行い、建物が亡くなった方の名義のままなら相続登記などが先です。申請の順番と主な書類、登録免許税の目安、配偶者が亡…
隣との境界があいまいな土地、そのままで大丈夫?|筆界特定制度でできること・できないこと
隣との境界があいまいなままでも、すぐに困るとは限りませんが、土地を売るとき・分けるとき・国に引き取ってもらう制度を使うときなどに問題になることがあります。境界の二つの意味(登記のうえの筆界と所有権の範囲)、法務局の筆界特定制度でできること・…
いらない土地は自治体に寄付できる?|受け取るかは自治体次第、寄付の前の相続登記とほかの選択肢
いらない土地を自治体(市区町村)に寄付することは、できる場合もありますが、受け取るかどうかは、それぞれの自治体が決めます。寄付が決まったあとの登記と、その前に通常必要になる相続登記、国に引き取ってもらう制度・相続放棄・売却や贈与といったほか…
原野商法で買った土地・山林、相続したらどうする?|国に引き取ってもらえる?二次被害にも注意
原野商法で買った土地・山林を相続したときの主な選択肢は、相続放棄、相続して持ち続ける、条件を満たせば国に引き取ってもらう(相続土地国庫帰属制度)の三つです。法務省は、原野商法で買った土地というだけでこの制度が使えないわけではないと説明してい…
死因贈与って何?遺言とどう違う?|登記と税金で扱いが変わる点も
「私が亡くなったら、この家をあげる」という約束は死因贈与といい、受け取る人と結ぶ贈与の契約です。受け取る人の承知がなくてもひとりで作れる遺言とは、書面の扱い・取り消し・登記の申請のしかた・登録免許税や不動産取得税で違いが出ることがあります。…
遺言と違う内容で遺産分割してもいい?|相続人全員の納得と、先に確かめる4つの場合
遺言で財産を受け取る人も含めて、相続人全員が納得していれば、遺言と違う分け方を話し合いで決められる場合があります。ただし、遺言で分けることを禁止している期間は話し合いで分けられず、遺言執行者がいるとき、相続人以外の人に財産をのこしているとき…
相続土地国庫帰属制度とは?いらない土地を国に引き取ってもらう方法
相続などで受け継いだ土地は、条件を満たせば、負担金(原則20万円)を納めて国に引き取ってもらえます。申請のときには別に、審査手数料が土地1筆ごとに1万4千円かかります。申請できるのは土地の持ち主ご本人か法定代理人だけで、専門家に頼めるのは申…
遺贈を受けたときの登記|相続人以外が不動産をもらったら誰と申請する?登録免許税の違いも
遺言で相続人以外の人が不動産をもらう「遺贈」の名義変更は、原則として、もらう人と遺言執行者(いなければ相続人全員)が一緒に登記を申請します。もらう人が相続人なら、2023年4月1日から一人で申請できるようになりました。登記の税金(登録免許税…
失踪宣告とは?行方不明の家族の相続はいつ始まる|7年・1年の期間と、不在者財産管理人との違い
行方がわからない家族について家庭裁判所の失踪宣告が出ると、その人は亡くなったものとみなされ、相続が始まります。相続が始まるのは宣告が出た日ではなく、亡くなったとみなされる時点です(生死が7年間わからない普通失踪では7年の期間が満了した時、命…
自己破産すると家や車はどうなる?|手元に残せる財産と、申し立て前にしてはいけないこと
自己破産をすると、ご本人名義の家は、住宅ローンが残っていても、家族が住んでいても、原則として手放すことになります。車は、ローンが残っていれば契約の内容によって引き揚げられることがあり、ローンを払い終えた車は価値によって扱いが分かれます(価値…
連帯保証人の地位は相続される?|相続分で分かれる原則と、相続されない保証・3か月の期限
連帯保証人の立場は、原則として相続され、相続人が複数いるときは相続分に応じて分かれて引き継ぐのが原則です。ただし、限度額も期間も決めていない古い根保証は相続されないとされ、2020年4月1日以降に結んだ個人の根保証は、保証人が亡くなった後の…
亡くなった親に借金がないか調べる方法|信用情報の開示と相続放棄の3か月
亡くなった親の借金は、家に残った郵便物や通帳と、信用情報機関(CIC・日本信用情報機構・全国銀行個人信用情報センター)への開示の申し込みで、手がかりをつかめます。亡くなった方の記録は、相続人が郵送で開示を申し込め、手数料は一つの機関につきお…
相続放棄すれば空き家の管理から解放される?|家を守る義務が残る人と放棄前の注意点
相続放棄をすると、その空き家を相続することはなくなります。ただし、放棄した時にその家を現に占有していた人は、ほかの相続人か相続財産清算人に引き渡すまで、家を保存する義務が残ります(令和5年4月1日から)。鍵を持っている、家財や荷物を置いてい…
相続登記の登録免許税はいくら?免税になる場合がある|評価額の0.4パーセントの計算
相続登記の登録免許税は、固定資産税の評価額の0.4パーセントです。評価額1,000万円なら4万円になります。評価額が100万円以下の土地と、相続の手続きをする前に次の相続が起きた(数次相続)場合に亡くなった方の名義にするための登記は、令和9…
住宅ローンを借り換えたときの登記|抹消と設定は同じ日に続けて申請することが多い
住宅ローンを借り換えるときは、今の抵当権を消す抹消登記と、新しい抵当権をつける設定登記を行い、この二つは同じ日に続けて申請することが多いです。今の抵当権が残ったままだと新しい抵当権は後ろの順位になります。登録免許税は、設定が借入れの金額の0…
権利証・登記識別情報をなくしたらどうなる?再発行はできない・代わりの3つの方法と悪用への備え
権利証(登記済証)や登記識別情報をなくしても、家の持ち主でなくなることはありません。ただし再発行はできず、家を売る・贈与する・担保に入れるなど権利を渡す側になる登記では、事前通知(原則2週間以内に申し出)・本人確認情報(申請を頼んだ司法書士…
住宅ローンが残る家を相続したら?団信と抵当権抹消の手続き
団信(団体信用生命保険)に入っていれば、多くの場合、住宅ローンは保険金で完済されます。ただし抵当権の登記は自動では消えないため、相続登記をしてから抵当権を消す登記を申請します。抹消の登録免許税は不動産1つにつき1000円です。団信の仕組みと…
資本金を減らす「減資」の登記と流れ|株主総会・官報公告と債権者の手続き、費用
資本金を減らす「減資」には、株主総会の決議と、会社にお金を貸している人などの債権者を守る手続き(官報への公告と個別の知らせ・1か月以上)が必要で、効力が生じてから2週間以内に登記をします。登記の登録免許税は3万円です。資本金を減らしてもそれ…
新しい事業を始める前に|事業目的の変更登記の流れと費用、許可や免許の注意点
会社の事業目的は、株主総会の特別決議で定款を変えれば変えたり追加したりでき、変わった日から原則として2週間以内に登記をします。登記の登録免許税は3万円で、会社の名前も同時に変えるときは一緒に申請すれば3万円の一件分で済みます。事業目的とは何…
会社の名前を変えたい|商号変更の登記の流れと費用、登記のあとにやること
会社の名前(商号)は、株主総会の特別決議で定款を変えれば変えられ、変わった日から原則として2週間以内に登記をします。登記の登録免許税は3万円です。同じ住所に同じ名前の会社があると登記できないこと、紛らわしい名前・商標の注意(商標は弁理士、も…
長年住み続けた土地は自分のものになる?時効取得と登記
他人名義の土地でも、自分のものとして原則20年(使い始めたときに自分の土地だと信じ、落ち度もなければ10年)使い続けると、時効取得で自分のものにできる場合があります。ただし、借りている土地などは原則として対象外で、名義を変えるには、今の名義…
相続した建物が未登記だった!?建物表題登記のキホン
相続した建物が未登記だったら、まず建物を登記簿にのせる「表題登記」、そのあとに名義の登記(所有権保存登記)という二つの段階で進めます。表題登記は土地家屋調査士の仕事で、表題登記のない建物を取得した人は、取得した日から一か月以内に申請する義務…
離婚で家の名義を変えるとき|財産分与の登記と「5年」の期限
離婚の財産分与で家をもらったら、「財産分与」を原因とする名義変更の登記をします。申請は家を渡す側と受け取る側の共同が原則で、調停調書に登記手続きの記載があれば受け取る側が一人で申請できます。登記の日付は離婚した日かそれより後になり、登録免許…
生命保険金は遺産分割の対象になる?受取人の指定と例外のケース
受取人が指定されている生命保険金は、亡くなった方の財産ではなく受取人自身のものとして支払われるため、原則として遺産分割の対象になりません。遺産分割協議書に書く必要も、ほかの相続人の同意も要らない仕組みです。ただし受取人が被相続人自身になって…
亡くなった人の銀行口座はどうなる?凍結と相続手続き
亡くなった方の銀行口座は、金融機関が死亡の事実を知った時点で凍結されます。死亡届を役所に出しただけでは銀行に連絡はいかず、相続人からの連絡などで銀行が把握してはじめて入出金ができなくなる仕組みです。凍結を解除するには、被相続人と相続人全員の…
兄弟姉妹が相続人になるとき|戸籍集めの負担と遺留分の注意点
亡くなった方に子どもも親もいない場合、相続人になるのはご兄弟やご姉妹です。子→親(祖父母を含む直系尊属)→兄弟姉妹という相続順位のしくみ、兄弟姉妹の代襲相続は甥・姪の代までで止まる点(子の代襲との違い)、亡くなった方のご両親の出生から死亡ま…
再婚家庭の相続|前の配偶者との子・連れ子はどうなる?
再婚した家庭で、自分が亡くなったとき誰が相続人になるのか。前の配偶者との子どもは、離婚していても親子関係が続いているため当然に相続人になり、今の家庭とのつながりの有無は関係ありません。一方、今の配偶者の連れ子は、結婚によって親族にはなっても…
養子の相続、育ての親?産みの親?|普通養子・特別養子・代襲相続の分かれ目を5分で整理
養子縁組をすると、相続人になれる範囲はどう変わるのでしょうか。普通養子は育ての親・産みの親どちらの相続人にもなる一方、特別養子は原則として産みの親の相続人にはなりません。さらに、養子のお子さん(お孫さんの代)の代襲相続は、縁組の前に生まれた…
代襲相続とは?孫や甥・姪が相続人になるとき|起きる場合・起きない場合と相続登記の戸籍
本来なら相続人になるはずだった子や兄弟姉妹が先に亡くなっていたとき、その子(孫や甥・姪)が代わりに相続人になる仕組みが「代襲相続」です。代襲相続人の取り分は本来の相続人と同じで、二人以上いれば人数で等しく分けます。代襲が起きるのは、先に亡く…
公益信託制度とは?|財産を社会のために活かす仕組みをやさしく解説
ご自身の財産を、亡くなったあとも社会のために役立てる「公益信託」という制度をご存じですか。公益信託の設定や認可の申請そのものは司法書士の業務範囲には含まれず、この動画は制度の全体像を知っていただく回です。財産を託す方(委託者)が信託銀行など…
遺言は書き直せる?撤回・作り直しのルール
一度作った遺言は、もう書き直せないと思っていませんか。遺言は、書いたご本人がいつでも自由に撤回でき、他の相続人の同意もいりません。書き直す方法は主に四つあり、日付の新しい遺言が優先されますが、内容がぶつからない部分は古い遺言もそのまま有効に…
自筆証書遺言は法務局に預けられる|遺言書保管制度の使い方
自分で書いた自筆証書遺言は、自宅で保管すると紛失・改ざん・発見されないまま埋もれるリスクがあります。法務局の遺言書保管制度(2020年7月10日開始)を使えば、原本を法務局が保管し、亡くなったあとの家庭裁判所での検認が不要になります。申請で…
空き家と特定空家、登記は必要?|放っておくと固定資産税が上がる仕組み
実家が空き家のまま放置されていませんか。空き家対策の法律では、倒壊のおそれや衛生上の問題がある空き家は「特定空家」に指定され、市区町村の助言・指導、勧告、命令へと進み、従わなければ行政が代わって取り壊す代執行に至ることがあります。勧告を受け…
相続土地国庫帰属、どんな土地なら引き取ってもらえる?(要件と負担金)
相続した土地を国に引き取ってもらえる相続土地国庫帰属制度は、どんな土地でも使えるわけではありません。建物がある土地、担保権が付いている土地、他人が通路として使っている土地などはそもそも申請できず、急な崖がある土地や隣接地の所有者ともめている…
過払い金とは?昔の借り入れ、お金が戻ってくる場合の確認方法|司法書士に頼める範囲
昔、消費者金融やカード会社から借りていたお金が、実は戻ってくるかもしれません。利息制限法の上限を超える「グレーゾーン金利」で借りていた場合、低いほうの上限で計算し直すと払いすぎていたことがあり、この払いすぎた分が過払い金です。発生しているか…
支払督促が届いたら?放置してはいけない理由
裁判所から「支払督促」が届いたら、受け取ってから二週間以内に「督促異議申立書」を出すことが何より大切です。支払督促は簡易裁判所の書記官が申し立てた側の言い分だけを聞いて出す書面で、受け取った側が何もしないとそのまま手続きが進んでしまいます。…
昔の借金、「消滅時効の援用」で整理できる?|五年・十年の目安と司法書士に頼める範囲
昔の借金でも、「時効の援用」という手続きで整理できる場合があります。ただし期間が過ぎただけでは借金は自動的に消えず、時効の完成を主張する「援用」をして初めて効果が生まれます。一般的な目安は五年ですが、2020年3月までに借りたお金には古いル…
借金の整理、どんな方法がある?|任意整理・個人再生・自己破産の違いと頼める窓口
借金の整理には、任意整理・個人再生・自己破産という三つの道があり、どれを選ぶかで頼める窓口も変わります。認定を受けた司法書士が代理できるのは任意整理などの話し合いで、その範囲は「一社あたり百四十万円まで」——借金の合計額ではありません。個人…
会社の代表印(印鑑届)は今も必要?オンライン時代の届出
会社の実印を法務局に届け出る義務は令和3年2月になくなりましたが、印鑑を押さずに申請できるのはオンラインで手続きする場合で、書面に押印して申請するなら今も印鑑の届出が必要です。届出が任意になったとはどういうことか、印鑑証明書と印鑑カードの関…
支店を出す・たたむときの登記はどうする?
会社の登記が必要になるのは「支店」として拠点を置く場合で、お店や営業所を増やすだけなら登記がいらないことも多くあります。登記でいう支店とお店・営業所の違い、支店を出すとき(登録免許税6万円)・たたむとき(同3万円)の2週間以内の登記、放置し…
私道・通行のための地役権、登記は必要?
私道や隣の土地を通行するための権利「地役権」は契約だけで成立しますが、登記をしておかないと、土地が人手に渡ったときに新しい持ち主へ権利を主張できないおそれがあります。通行地役権(要役地・承役地)と、法律上当然に認められる通行権との違い、設定…
真正な登記名義の回復って?|登記の名義が実際と違うときの直し方を5分で整理
登記の名義が実際の持ち主と違っていたら、まず考えるのは更正登記と抹消登記です。更正登記は登記の一部分だけを直す方法で、登録免許税は不動産1個につき1000円。まったく別の方に名義が移った場合は更正が使えず、抹消も後から抵当権を設定した方の承…
古い「買戻特約」が登記に残っていたら?|10年過ぎれば自分で消せる場合も・費用と消し方を5分で整理
期間が過ぎた古い買戻特約の登記は、抹消の登記で消せます。買戻特約は売主が代金などを返して買い戻せる約束で、期間は最長10年。住宅供給公社などの分譲住宅に多く、放置すると売却や住宅ローンの壁になります。もとの売主との共同申請に加え、2023年…
遺産分割協議書と遺産分割協議証明書、どう違う?|1枚に全員か1人1通ずつか、注意点を5分で整理
遺産分割協議書と遺産分割協議証明書は、書面の作り方が違うだけで効力は同じです。1枚の書面に相続人全員が署名押印するか、同じ内容の書面を人数分用意して一人ずつ署名押印するかの違いで、証明書の形は全員分がそろって初めて一つの協議書と同じ働きをし…
昔つくった有限会社は今どうなってる?|特例有限会社の登記ルールと株式会社への移行を5分で整理
昔つくった有限会社は、今も会社として有効です。有限会社という制度は廃止されましたが、当時の会社は「株式会社の一種」として存続していて、これを特例有限会社と呼びます。役員に任期がないこと、決算公告の義務がないこと、休眠会社のみなし解散の対象に…
仮登記って何?本登記とどう違う?|古い仮登記が残っていたときの注意点を5分で整理
仮登記は、将来の登記の順番を確保しておく「予約」のような登記です。ただし、仮登記のままでは自分のものだと他の方に主張することはできません。仮登記をする二つのタイプ、古い仮登記が売却や融資の支障になること、消すには相手方の協力が要ること、本登…
遺言執行者は何をする人?|指定されたときの流れと、断れるのかを5分で整理
遺言書を開いたら、自分が遺言執行者に指定されていた——そんなときに何をすることになるのか。遺言執行者は「遺言の内容を実現する人」で、特定の相続人の味方ではありません。決まり方の三つのパターン、断れるのか、引き受けたあとの通知と財産目録、検認…
共有者の一人が行方不明で不動産が売れない?|不在者財産管理人・失踪宣告・持分の取得を5分で整理
共有名義の不動産は、共有者の一人と連絡が取れないだけで売却が止まってしまいます。以前からある「不在者財産管理人の選任」と「失踪宣告」に加えて、令和5年4月からは「所在等不明共有者の持分の取得・譲渡」という手続きが使えるようになりました。三つ…
相続人が海外に住んでいたら?サイン証明と在留証明で進める相続登記を5分で整理
相続人が海外に住んでいても相続登記はできます。鍵になるのは、印鑑証明書の代わりになるサイン証明(署名証明)と、住民票の代わりになる在留証明で、どちらもご本人が現地の日本大使館・領事館で取る書類です。外国籍の方が関わる場合の考え方まで5分で整…
不動産の名義変更まるわかり|売買・相続・贈与・抵当権でどう違う
不動産の名義変更は一つの手続きではなく、相続・売買・贈与という「名義が変わる理由」ごとに、集める書類も登録免許税の計算も変わります。費用の中身と、古い抵当権が残っていた場合の扱いまでを5分で整理します。
相続分の譲渡とは?相続から「降りる」もう一つの方法
相続放棄の期限が過ぎても、遺産分割の話し合いから降りる方法があります。相続分の譲渡の仕組みと、相続放棄との決定的なちがい(借金からは降りられない点)を5分で整理します。
相続させたくない人がいる(相続廃除・欠格)の仕組み
「この人にだけは財産を渡したくない」——そんなときに使える相続廃除と相続欠格、二つの制度のちがいと仕組みを5分で整理します。
役員が引っ越したら登記は必要?(代表者の住所変更)
代表取締役や代表社員が引っ越しをしたら、会社の登記も変更が必要です。期限は変更から2週間以内、登録免許税は資本金1億円以下の会社で1万円(超える会社は3万円)。代表者の住所変更登記について5分で整理します。
相続人に未成年の子や赤ちゃんがいたら?特別代理人と胎児の相続を5分で整理
相続人の中に未成年のお子さんやおなかの赤ちゃんがいる場合、遺産分割協議はどう進めればいいのか。特別代理人の選び方と胎児の相続分の考え方を5分で整理します。
「12年放置で消される?休眠会社のみなし解散」
12年間登記のない株式会社は、法務局の手続きで解散させられることがあります(みなし解散)。仕組みと、会社を守るためにできることを5分で整理します。
相続人が誰もいないとき、財産はどうなる?|相続財産清算人と特別縁故者への財産分与を5分で整理
相続人が誰もいないと分かったとき、財産は自動的に国のものになるわけではありません。家庭裁判所が相続財産清算人を選び、相続人を捜す手続きを経て、内縁の配偶者など特別縁故者への分与の道もあります。その流れと、今のうちにできる備えを5分で整理しま…
農地を相続したときの名義変更、ふつうの家と何が違う?|農地法の許可と届出を5分で整理
農地を相続したときの名義変更登記は、宅地・建物と同じ相続登記の手続きです。ただし農地には農地法があり、農業委員会への「届出」が別途必要になります。この動画では、登記・許可・届出の違いと注意点を5分で整理します。①名義変更の登記そのものは、農…
抵当権を設定した会社が解散していたら?|清算中と清算結了で変わる抹消登記を5分で整理
住宅ローンを完済して抵当権を消そうとしたら、お金を貸した会社がもう存在しない——そんなご相談は少なくありません。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、完済したかどうかで争いになっている場合の交渉は司法書士ではなく弁…
会社をたたむ(解散・清算)登記の流れと費用
会社を続ける人がいなくなった、事業をたたむことにした、でも何から手をつければいいか分からない——そんなご相談は少なくありません。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、清算にともなう残余財産の分配や確定申告など税額の…
遺産分割協議がまとまらないとき、登記はどうなる?
親の遺産の分け方について、きょうだいの話し合いが何か月たってもまとまらない——実家の名義は亡くなった父のまま、放っておいて大丈夫なのか。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、もめてしまった場合の交渉・代理や、調停・…
特別受益・寄与分って何?生前贈与と相続の関係
兄は家を建てるとき、まとまったお金を援助してもらっていた。介護は自分ひとりで背負ってきた——そんな不公平感を抱えたまま相続を迎える方は少なくありません。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、特別受益や寄与分にどこま…
登記簿の住所・地番と今の住所が違うときの調べ方
登記簿を取り寄せたら、住所や地番が今の住所と違っていた——そんな経験のある方は少なくありません。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、今日お伝えするのはあくまで登記簿の情報を確認するための調べ方の案内であり、境界の…
遺言書が見つかった!検認って何をするの?
自宅の引き出しから、封をされた自筆の遺言書が見つかった——そんなとき、その場で開けてしまってよいのか、迷う方は少なくありません。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、検認は遺言の内容が正しいか・有効かどうかを判断す…
共有不動産を一人のものにしたい(共有物分割)の登記
兄弟で相続した実家や、夫婦で名義を分けて買った家など、共有名義の不動産を「自分一人のものにしたい」というご相談は意外と多いものです。これを司法書士が5分で整理します。はじめに大事な切り分けとして、まだ遺産分けが終わっていない財産をどう分ける…
遺留分とは?相続で「最低限もらえる取り分」の仕組み|2019年の改正でどう変わった?
遺言で財産のほとんどが特定の一人に渡る内容になっていても、配偶者・子・親などの相続人には「遺留分(いりゅうぶん)」という最低限の取り分が法律で守られています。これを司法書士が5分で整理します。はじめに業際の線引きとして、合意で不動産の持分を…
相続登記が間に合わない時の「相続人申告登記」|義務化の過料を防ぐ応急処置を5分で整理
相続登記は2024年4月から義務になり、不動産を相続したことを知ってから3年以内に登記をしないと、正当な理由なく怠った場合は10万円以下の過料の対象になることがあります。とはいえ、遺産分割の話し合いがまとまらないなどの事情で3年以内に本来の…
根抵当権の抹消は普通の抵当権と何が違う?|完済しても消えない「枠」の担保を5分で整理
住宅ローンや事業の借入を完済したあとの「根抵当権(ねていとうけん)の抹消」について、普通の抵当権との違いを5分で整理します。抵当権抹消をテーマにした過去回(自分でやる手順と司法書士に頼む費用の比較など)の続編として、少し特殊な担保である根抵…
相続登記の戸籍の集め方|出生から死亡まで・2024年からの広域交付
亡くなった親御さんの不動産の名義変更、いわゆる「相続登記」の最初の関門が、戸籍集めです。本動画では、相続登記の進め方や必要書類を扱った過去回の続編として、「戸籍の集め方そのもの」に絞って5分で整理します。相続登記そのもの(戸籍の収集・相続人…
相続した家の名義変更(相続登記)、自分でやる手順と司法書士に頼む費用
相続した家やマンションを、亡くなった方の名義のままにしていませんか。相続による不動産の名義変更、いわゆる「相続登記」は、2024年4月から義務になりました。相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に登記をしないと、正当な理由なく怠っ…
抵当権を消したいのに権利証が見当たらない?|なくしても抹消できる2つの方法を5分で整理
住宅ローンをやっと完済して、いざ自分で抵当権を抹消しようとしたら、完済のときに銀行からもらったはずの「権利証にあたる書類」が見当たらない――。実はよくあるケースです。抵当権抹消を自分でやる手順や費用を扱った過去回の続編として、権利証(登記識…
法務局に相談する前に知っておきたいこと|登記手続案内の使い方・できること・準備を5分で整理
登記のことで法務局に行こうかな、と思ったとき、行く前に知っておくと無駄足を防げることを5分で整理します。全2回の後半で、前半は「司法書士に相談する前に」を別の動画でお届けしています。最初に、税金の計算・節税は税理士、登記の手続きは司法書士、…
司法書士に相談する前に知っておきたいこと|持ち物・費用・頼めることを5分で整理
司法書士に相談してみようと思っても、何を持っていけばいいのか、費用はどれくらいかかるのか、そもそも何を頼めるのかが分からず、足が止まってしまう方は少なくありません。この動画では、司法書士に相談する前に知っておきたいことを「持ち物」「費用」「…
抵当権を設定した銀行が合併・名前が変わっていたら?|古いローン完済後の抵当権抹消を5分で整理
古い住宅ローンを完済して、いざ自分で抵当権を抹消しようと登記簿(登記事項証明書)を見たら、抵当権を設定した銀行の名前が今と違う――。バブル後の銀行再編で合併や商号変更が相次いだため、住宅ローンを借りた当時の銀行が今は別の名前や別の銀行になっ…
マンションの抵当権抹消は一戸建てと何が違う?|敷地権ありなしで変わる手続きを5分で整理
住宅ローンを払い終わったマンションの抵当権抹消について、一戸建てとの違いを5分で整理します。本動画は、抵当権抹消を自分でやる手順や費用を扱った過去回の続編として、マンションならではの注意点に踏み込みます。動画では、マンションの表示に関する登…
相続放棄すると次は誰が相続人になる?|親・兄弟への波及と「伝え方」
相続放棄は、自分が手続きをして終わり、ではありません。先の順位の人が全員放棄すると、相続権は次の順位へ——お子さんから親へ、親から兄弟姉妹へと移っていきます。本動画は、相続放棄の手続きや3か月ルールを扱った過去回の続編として、「放棄したあと…
相続した実家に古い抵当権が残っていたら?|完済済みローンの抹消と相続登記の順番
相続した実家の登記簿を取ってみたら、何十年も前の住宅ローンの抵当権がそのまま残っていた——実はとても多いケースです。本動画は、抵当権抹消と相続登記という2つのテーマが重なる「亡くなった方の名義のまま、抵当権も残っている」場面を整理します。動…
抵当権抹消登記、自分でやる手順と司法書士に頼む費用|DIYとプロを比較
以前の動画で、住宅ローンを完済しても登記簿の抵当権は自動では消えないこと・放置のリスクをお伝えしました。本動画はその続編として、実際に抵当権抹消登記をしようと思った時に多くの方が迷う「結局、自分でやれるの?司法書士に頼むといくらかかるの?」…
相続放棄、家庭裁判所への申立てに必要な書類と流れ|申述書・照会書・受理通知書
以前の動画で、相続放棄の3か月ルール——民法915条1項により「自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内」という熟慮期間があり、これを過ぎると単純承認したものとみなされる旨をお伝えしました。本動画はその続編として、相続放棄…
相続登記の必要書類と取り寄せのコツ|戸籍・住民票・評価証明書
以前の動画で、相続による不動産の名義変更(相続登記)の進め方を全体の流れに絞ってお伝えしました。本動画はその続編として、実際に手続きを始めようと思った時にいちばん最初の壁となる「何を、どこで集めるか」——相続登記に必要な3種類の書類と取り寄…
遺産分割協議書、書き方と落とし穴|必須5要素と補正になる典型パターン
以前の動画で、相続人が多いケースの遺産分割協議の進め方をお伝えしました。本動画はその続編として、話し合いがまとまった後の「合意した内容を書面に落とす」段階——遺産分割協議書の書き方の基本と、実務で本当に多い落とし穴を整理します。協議書は相続…
住所変更登記、自分でできる?司法書士に頼むとどうなる?|DIY費用とプロ費用を比較
以前の動画で、令和8年4月から不動産の住所・氏名変更登記が義務化(不動産登記法76条の5)されたことをお伝えしました。本動画はその続編として、実際に手続きをしようと思った時に多くの方が迷う「結局、自分でやれるの? 司法書士に頼むといくらかか…
会社の登記事項を変える時の3パターン|増資・減資・目的変更の手続きを整理
中小企業のオーナー社長さんからのご相談で本当によくあるのが、「決算の打ち合わせで、税理士さんから『そろそろ資本金を増やすか、減らすか、考えませんか?』と言われたんですが、これって登記が必要なんでしょうか?」「事業の幅を広げて、定款にない事業…
本店を引っ越したら登記が必要?|管轄をまたぐと費用が変わる話
中小企業のオーナー社長さんや、これから事務所を移転される方からのご相談で本当によくあるのが、「事務所が手狭になってきたので、来月、隣の区に引っ越そうと思っているんですが、これって登記、必要なんですか?」というお話です。テナントの契約更新のタ…
株式会社と合同会社の違い、結局どっちで作る?|設立費用と実務目線で整理
これから会社を作る方からのご相談で本当によくあるのが、「合同会社のほうが安く作れると書いてある一方で、株式会社のほうが信用があるとも書いてある。結局、どっちで作ればいいんですか?」というお話です。特に多いのは、個人事業で何年か商売をされてき…
役員変更登記を忘れると過料いくら?|任期満了のチェックポイント
中小企業のオーナー社長さんに本当によくあるご相談が、「税理士から、おたくの会社、役員の登記がそのままになってますよ、と指摘されたんですが、これって何かまずいんでしょうか?」というお話です。一人会社や家族役員だけの会社で、気がついたら何年も役…
不動産を売買する時の所有権移転登記、司法書士が立ち会う理由|決済の流れと役割
不動産売買の決済の場に司法書士が立ち会うのはなぜか——買主が代金を払ったのに登記簿の名義が移らない、売主が書類を渡したのに代金が届かない、という一方的なリスクを起こさないために、お金と書類と登記申請を「同じ日の中で、矛盾なく動かす」段取り(…
親から子への不動産贈与、登記と税金の基本|暦年贈与・相続時精算課税のキホン
親から子への不動産贈与は、「登記」と「税金」がワンセットで動く話です。動画冒頭で大事な前提として、贈与税・不動産取得税の具体的な計算や「どの制度を選ぶか」のご相談は税理士の業務範囲であり、司法書士事務所では税額のシミュレーションや個別の節税…
引っ越し・結婚で名義人情報が変わったら?住所・氏名変更登記の話|令和8年4月から義務化
引っ越して住所が変わっても、結婚で名字が変わっても、登記簿は自動では書き換わりません。市区町村と法務局は別の役所で、転入届や婚姻届を出しても登記簿には何も伝わらない仕組みです。令和8年4月1日から不動産の所有者の住所・氏名変更登記が義務化(…
住宅ローン完済後の抵当権抹消登記、放置するとどうなる?
住宅ローンを完済しても、登記簿の抵当権は自動では消えません。完済時に金融機関から届く分厚い封筒は、ご自分で抹消登記を申請してくださいというサインです。引き出しの奥に完済証書がしまわれたまま何年も経ってしまっているご家庭は本当によくあります。…
数次相続の解説と対処法
おじい様が亡くなったあと、相続の手続きが終わらないうちにお父様も亡くなってしまった——こうして相続が連鎖した状態を「数次相続(すうじそうぞく)」といいます。実家の名義が先代のまま放置されているご家庭で、本当によく起きる状況です。今日は数次相…
共有名義の不動産を相続した時の典型トラブル3選
兄弟3人で実家を相続して、とりあえず3分の1ずつの共有名義に——よくあるこの選択が、あとで重いトラブルを呼びます。共有になると「全員で決めないと動かせないこと/持分割合の過半数で決められること/ひとりで決められること」が民法249条以下でき…
親が認知症になる前にやっておくべき3つの登記
親が認知症になると、ご本人の判断力が失われた瞬間から不動産は事実上「凍って」しまいます(民法3条の2)。そうなる前にお元気なうちに打っておきたい3つの登記を5分で整理しています。①任意後見契約の登記(公正証書で作成し東京法務局で一括登記)、…
法定相続情報証明制度の活用と限界
集めた戸籍を、銀行・法務局・税務署と何度も持ち回るのは大変——そんな負担を一気に軽くする「法定相続情報証明制度」の便利な使い方と、ここは使えないという限界を5分で整理しています。一覧図の写しは無料・通数制限なし、活用場面は6つ(相続登記・預…
相続戸籍収集の進め方とコツ
親が亡くなって、戸籍を集めるところで止まってしまった——そんなときの戸籍収集の進め方とコツを、2024年3月から始まった「広域交付制度」も交えて5分で整理しています。集めるべき戸籍の範囲、戸籍の3種類(戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍)、つま…
相続人が多いときの遺産分割協議の進め方
相続人が5人・6人と多い、関係が遠い、すでに亡くなっている方がいる——そんな遺産分割協議をどう進めるか。よく使われる分け方3つ(現物・代償・換価)、揉めやすい3つの論点(不動産の評価/特別受益/寄与分)、まとまらないときの調停・審判まで、5…
相続による不動産の名義変更(相続登記)の進め方
亡くなった方名義の不動産の名義変更——「相続登記」の進め方を、戸籍収集から登記申請までの全体の流れに絞って5分で整理しています。相続人の確定、遺産分割協議、必要書類と登録免許税、放置の落とし穴(数次相続)まで触れています。
自筆証書遺言と公正証書遺言
遺言を残そうと思ったとき必ずぶつかる「自分で書くか、公証役場で作るか」。費用・手間・安全性の違いから、法務局の保管制度、選び方の軸まで5分で整理しています。
相続放棄の3ヶ月ルール
親族が亡くなって借金があるかもしれない——そんなときの「相続放棄」には3ヶ月のタイムリミットがあります。期限を過ぎたらどうなるか、救済される例外、絶対にやってはいけないことを5分で整理しています。
相続登記の義務化
2024年4月から相続登記が義務になりました。3年以内のルール、過料のしくみ、過去の相続の扱い、間に合わないときの救済策(相続人申告登記)まで、5分で整理しています。